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2024 / 04 / 05 コラム 運転手向け

トラックドライバー必見!オススメの転職先や減った収入をカバーする副業とは?

トラックドライバーの仕事は、体力的に厳しいと感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、社内で事務職に異動したり、別業種に転職したりすると多くの場合収入が減ってしまうので、なかなか決断ができなかったり、既に転職していて今の生活に不安を抱えたりしている人もいらっしゃると思います。
そこで今回は、トラックドライバーにオススメの転職先や、異動や転職後の副業としてオススメな仕事についてご紹介します。

 

 

【トラックドライバーの仕事で大変なポイント】

 

トラックドライバーの仕事を行っていて、大変だと感じるポイントとはどんなところでしょうか?多くは体力にまつわるところですが、具体的にはどんなポイントで体力的に辛いのか、他にどんなポイントで大変なのか…自分にとって改善したいポイントを知ることで、次にどんな仕事を選べばよいのか考えるヒントにしてください。

 

<長時間運転が辛い>
トラックドライバーは勤務時間の大半を運転しています。長時間運転席に座りっぱなしであることは腰の負担になり、体力的に辛く感じる方が多いです。

<常に集中して運転しなければならない>
体力的な面だけでなく、事故を起こさないように常に注意し、渋滞のストレスにさらされながら運転を続けることは精神的にも負担が大きいです。

<時間外労働が多い>
トラックドライバーは、その仕事の性質上、どうしても時間外労働が多くなります。勤務時間が長くなることから、体力的な負担が大きいと感じる方が多いです。

<早朝・深夜の勤務がある>

勤務時間が長いだけではなく、時間帯も不規則です。早朝や深夜に運転しなければならないことが多いので、生活のリズムを整えることが難しく、体力的な負担が大きいです。

<荷物の積み下ろしが大変>
トラックドライバーの仕事は、荷物の積み下ろしが伴うことが多いです。頻繁に荷物の積み下ろしを行わなければならなかったり、非常に重たい荷物を運ばなければならなかったりするケースもあります。

<休日が不規則である>
土日祝日も配送作業があるため、休日が不規則です。家族や友人と休みを合わせるのが難しいことが負担になることもあります。

 

【トラックドライバーからの異動・転職で不安なポイント】

体力的な負担を感じ、トラックドライバーから別の職種へ社内異動をしたり、転職を行ったりする場合、どのような不安ポイントがあるでしょうか?

 

<給与が減少する>
最も大きい不安となるのは、給与が減少することです。トラックドライバーは体力的・精神的にきつい部分もあり、労働時間が長くなりがちで大変ではありますが、その分給与に反映されているケースが多いです。そのため、トラックドライバー以外に異動・転職してしまうと、どうしても給与が減少してしまう可能性が高いのです。

<新しい仕事になじむのが大変>
内部異動の場合、事務職を担当するケースが多いですが、トラックの運転をメインに行ってきた方にとって、事務職はなじみのない業務がほとんどです。外部企業に転職した場合も、業界や職種が変わると覚えることは多々あります。その仕事になじむには、ある程度時間と労力がかかるでしょう。

 

【トラックドライバーにオススメの転職先】

トラックドライバーから異動や転職をする場合、どのような仕事が考えられるでしょうか?

<運行管理者等の事務職へ異動>
運送会社にはたくさんのドライバーが所属していますが、会社を運営していくにあたり、ドライバー以外の仕事をしている人も多々いますよね。そのため、ドライバーから事務職へ異動するケースがあります。総務や人事、経理などの事務職もありますが、運送会社特有の事務職として運行管理の仕事があります。事業用自動車を一定数以上保有している会社では、国家資格を持った運行管理者を必要数設置する義務があります。車両管理やドライバーの安全・労務管理、運行計画の作成等が主な業務です。
完全に内勤となるので体力的な問題は解決できますが、トラックドライバーの時と比較すると、給与が減少してしまうケースが多いです。

<トラック以外のドライバー職種>
ドライバー職種は、トラックだけではありません。まず考えられるのは、トラック以外のドライバー職種を探して転職することです。
代表的なものでは、タクシーやハイヤーの運転手が挙げられます。タクシーやハイヤー運転手も長時間運転ではありますが、トラック運転手ほど長くはありませんし、荷物の積み下ろしもそれほど多くはありません。ただし、二種免許の取得が必要です。
タクシー・ハイヤー運転手以外にも、運転手の仕事はあります。オススメなのが、自家用自動車運行管理業の運転手です。こちらは、二種免許がなくても始められる仕事で、役員運転手や、会社・学校等の送迎バスなどの運転手などがその業務です。トラックドライバーやタクシー運転手よりも体力的な負担が少なく、土日休みの働き方も可能です。スマイルトランスポーターズでも、運転手採用を実施しています。

<土木・建築業界への転職>
まだ体力には自信があるという方であれば、土木・建築業界への転職も考えられます。体力が活かせるうえに、ある程度勤務時間や休日の問題は改善されます。
トラック運転手の仕事をする中で、フォークリフト、クレーン、玉掛などの資格を取得していた場合、その資格を活かすことができる点も、転職しやすいポイントです。

 

<倉庫管理業界への転職>
倉庫管理業界での仕事では、立ち仕事や荷物を運ぶ機会が多く、トラックドライバーとして鍛えた体力が役に立ちます。フォークリフトを使用することが多いので、資格取得者は重宝されるでしょう。トラック運転手から転職してもなじみやすい仕事の一つといえます。ただし、体力にもう自信がないというケースには、少しハードルが高いです。

<飲食業界に転職する>
飲食業界の仕事は、未経験からでも挑戦しやすい仕事の一つです。トラックドライバーほどではありませんが、立ち仕事が基本で体力を必要とするので、鍛えた体力を活かすこともできます。人とコミュニケーションをとることが好きな方であれば、やりがいも感じられるでしょう。ただし、給与が高い業界ではありません。自分の店を持ち、繁盛すれば高収入も見込めますが、一般社員として働く場合はトラックドライバー同様に稼ぐことは難しいです。

 

<介護業界に転職する>
介護業界も人手不足が続いており、未経験から挑戦しやすい業界です。身体的な介助をするためには資格が必要ですが、こちらもトラックドライバーとして鍛えた体力を活かすことができるでしょう。ただし、給与が高い業界ではありません。ケアマネージャー等の有資格者になれば高収入も見込めますが、資格取得には時間も勉強も必要です。

 

【給与が減っても大丈夫!オススメの副業】

トラックドライバーから事務職に異動したり、別業界に転職したりすると、多くの場合収入が減少してしまいます。収入減少は生活に関わってきますから、トラックドライバーを続けることは不安だと感じていても、すぐに決断するのは難しいですよね。
そんな不安をカバーするためにオススメの副業が自家用自動車運行管理業の運転手です。トラックドライバーの経験を活かせて、体力面の不安も減らすことができる転職先としてもオススメですが、副業としてもオススメなんです!
この章では、仕事内容や副業としての働き方についてご紹介します。

<自家用自動車運行管理業の運転手とは?>
タクシーやハイヤーのドライバーと違い、二種免許不要でスタートできるのが自家用自動車運行管理業の運転手です。具体的には、医療・介護施設や学校施設、会社の送迎運転手や、役員運転手などが仕事です。大型免許を持つトラックドライバーであれば、すぐにバスの送迎運転手も担うことができます。基本的には決まった送迎ルートを決まった運行スケジュールに合わせて走ることになりますので、細かい抜け道まで覚える必要はありませんし、お客様を探す必要もありません。また、乗客とコミュニケーションをとれるという魅力はありつつも、ハイヤー程サービススキルが求められるわけではありません。もちろん、サービススキルを身に付けて役員運転手になるという道もあります。
運転技術をもつトラックドライバーであれば、非常になじみやすい仕事であるといえるでしょう。

 

<副業としての働き方とは?>
月・火曜のみ稼働、土日のみ稼働、午前のみ稼働、18時~稼働…といったように、本業の休日や空き時間を活かして、スポット運行を担当することが可能です。毎週定期的に業務を請け負うという形式だけではなく、空きができたタイミングにマッチする仕事を受けるという形で働くことが可能です。
運転に慣れたトラックドライバーであれば、飲食店やスーパーのレジ担当といった業務で立ち仕事を行うよりも、時給も高く、体力的な負担も少なく、効率的に稼ぐことができます。
早期リタイアをした後の仕事として、この仕事を選ぶ方もいらっしゃいます。自分の時間や体力の許す範囲で、もしくは必要な収入を得られる程度に…と個々に合わせた働き方ができます。トラックドライバーを引退してからの働き方の候補にもなりますよ。

 

【まとめ】

 

トラックドライバーの仕事は、運転自体が体の負担になったり、荷下ろしが負担になったり、長時間労働になったり…と体に負担がかかる仕事です。もう少し体の負担が少ない仕事に異動したい、転職したいと思う方は多いと思いますが、最も大きな懸念となるのは収入が減少するということでしょう。トラックドライバーを続ける場合であっても、運送業界には、ドライバーの収入減少が不安視されている2024年問題もあります。何らかの形で減ってしまった収入をカバーするための副業として、自家用自動車運行管理業の運転手の仕事を検討してみてくださいね。
別業界へ転職するとなっても、トラックドライバーからの転職にオススメの業界では、比較的体力を必要とするケースが多いです。体力的な負担を軽減しつつ、ドライバーとして活躍できる自家用自動車運行管理業の運転手の仕事は、転職先としてもオススメですよ。

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